オピネル展示室      

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世界にこれ一本... わたしのオピネル !!
ご参加ください !!


4年に一度、フランスではカスタムオピネルコンテストがひらかれます。
私もそれに応募したいのですが、名人が多くて気が引けてます。
ま、あえて恥をさらしましょう。最下段に私の作品を展示します。

みなさんの力作もお待ちしてます。
画像には作品名、コメント、作者名などもつけていただけるとありがたいです。




(08 / 07 / 26)

ロラン・ジェルディル
(フランス)

mailto:laurent@gerdil.fr
彼自身のサイトへ

No. 10を下地に、イボ猪の角、ミシェル・モワンのダマスカスブレードを使用。
2007年のフランスでのコンテストにおいて、審査員特別賞を受賞したものです。



ミシェル・モンラユク
(フランス)


(08/04/11)

フィレナイフ No. 10 クルミ/水牛の角

ミシェルはその自作ナイフで日本でのカスタムコンテストに
参加したいと言っています。実現すれば優勝候補の筆頭でしょう。



(07 / 01 / 13)
ロラン・ラグレーズ
(フランス)


アカシア、黒檀などを
寄せ木細工のようにして
作り上げたハンドルが見事。





(06 / 03/12)
ミシェル・モンラユク
(フランス)


黒檀と桜、鹿の角
ミシェル・モンラユクはたびたび作品をおくってくれます。
彼はたいしたものです。
自作のすべてが彼自身のサイトに展示してあります。

http://michel.montlahuc.free.fr


ミシェル・モンラユクの最新作二つ

(05/01/15)
「刃長10cm、ブビンガ柄のフィレナイフをもとに作りました。
20世紀前半に作られたライヨールナイフの、象牙ハンドルにほどこされた素晴らしい彫刻にヒントを得たものです。上のものはトカゲの尻尾、下はガラガラヘビの尻尾をあしらったものです。塗装のあと、シェラックで仕上げしました。」
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ミシェル
モンラユク

(France)


フィレナイフ二作





ロラン・ジェルディル

(France)

mailto:laurent.gerdil@laposte.net

大師匠ロラン・ジェルディルの新作二つ。どちらも大型オピネルを使用しています。
シメール (ギリシャ神話の、獅子頭山羊身龍尾の怪物):
マッチ棒と比べれば、これの大きさがわかるでしょう。(最大モデルのNo.13ですね)
ついている鼻輪が、台所につるすために役立つのです !!!





:
レマン湖のほとりに住むロランはこの泳ぐ生き物を、身をかがめてみているにちがいありませ。
No.12 の柄を完全に作りかえ、刃の背にはセレーションを刻んであります。(鱗落としでしょうか?)





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ミシェル・モンラユク
(フランス)


オピネルーノントロン
「オピネルーノントロンは、ノントロンをまねたオピネルです。本物のノントロンのように柄を柘植で作りましたが、模様は焼き付けではなくて、彫ったものです」
「刃は回転砥石で根本から切っ先まで磨き上げ、ノントロン風の光沢を与え、ミラー仕上げにしてあります。元になったのは炭素鋼のオピネルNo.8です」



ジャン=ルイ ヴェンニ
(スイス)


Ca doit etre lui-meme...
ジュネーブの住人にして、サヴォワ生まれのジャン=ルイは、1998年より、オピネル社から公式に認められたオピネル職人でもあります。オピネルナイフのカスタムを、オピネル社の名の下に展示したり売ったりすることができるらしいです。
そういう制度があるとは知りませんでした。どうして私のところにその依頼がこないのか不思議です。

ところで彼の本職は、銀行屋さんです。

彼からのメールを読むと、いかにもそういう感じです。

左:
オピネル社の社長である、モーリス・オピネル氏が、彼自身のコレクションのためにジャン=ルイのナイフを選んでおります。




右:
二人でコニャンにあるオピネル工場の前に立っております。2002年4月のことです。




ミシェル・モンラユク
(フランス)


ミニチュア オピネル

このオピネルは 2 を使っています。柄は鹿の角でできています。刃長は 3,5 cm です。ブレードにhしっかりとミラー仕上げが施されております。凝り性なのです。

作者はこれを作るのに、ずいぶんと時間をかけたそうです。




qwertzu
(フランス)


最新作
このナイフは、普通のブナの柄を中心に残して使っています。
その周りに野桜、クルミ、黒檀を張り付けてあります。

厳選された素材の木目が綺麗であります。



ルバイユ
(フランス)


lebail.b@wanadoo.fr


暖房器具の職人であるルバイユは、兵役に行っていたころから暇を見つけては趣味で折り畳みナイフの制作をおこなっていたそうです。
なんとかナイフ作家になれないものか、と私に相談してきました。
意匠は面白いですが、パターンがきまりすぎているかな?






作者:
ロラン・ ジェルディル
(フランス)
真打ちの再登場とでもいうべきか。
またまたでましたロランの新作。
いずれは日本大会に出品してくださるとか。


Dragee




Louis XVI


Dragon








ラガルド・ドゥニの作品
(下)
エスニック模様とでもいうのでしょうか?
滑り止めにもなりそうで、
実用も兼ねているのかな?
マルセイユのジャンーロベール ムラッチの二作
.
(上と下)

彼はオピネルについておおむね大好きだといいながらも、
柄だけは稚拙であると酷評します。
そうなると、自分で作り直すか・・というわけで、
この二作の誕生となったわけです。





(作者談)...このタイプのナイフを作るには、まずいくつかのデザインをおこし、完成品のイメージを作ります。
それから幾つもの素材を用いて、配色を考えます。....

作者: ジャン・フランソワ

作者のジャン・フランソワは、本来は素人らしいのですが、
オピネル社からの依頼を受けて、作ることもあるようです。
すばらしい出来映えです。






作者: ロラン ベルカセム



ナバハ風 オピネルNo.12
(ボーイスカウト活動に使用)

彼のメールから引用してみましょう...

・・・オピネルというのは、柄をいじれるから好きなんです。
僕がはじめて改造したオピネルは”短刀モデル”で、これはとてもうまくいきました。 それ以来、ずいぶんと多くのオピネルを手にしてきました・・・。



 
これはステンレスブレードのオピネルNo.10です。僕が海軍にいた頃ロープを切るために使っていました。 当然、切れ味の鋭い、幅が広く、なおかつ厚いブレードが必要となります。なおかつ握り心地の良いものである必要もあります・・・。
 他のすべてのオピネルと同様に、柄は丁寧に磨き上げて、油と蝋を染み込ませて耐久性を持たせる仕上げをしてあります。出来映えは、実用的であるばかりでなく、美しくさえあります。(少なくとも私はそう思っています)


たしかに、今までの作品と比べて実用性において抜きんでております。これを機能美とよぶのでしょう。
これこそカスタムオピネルの原点というものでしょう。

l'Opinel nー10 transform







(2001/03/25)
作者: フィリップ ラギャルド (フランス)
すでにいくつか写真を送ってくれているフィリップの作品です。
「女」
「メラン」
「また明日」




作品名: 不詳
作者: 渋谷末雄 (日本)
本国の猛者達にも勝てる力量の持ち主が、
わが日本にもいないわけではない。
彼こそはアマチュアナイフコンテストで優勝した、
神奈川県の名人、渋谷氏である。

この作品はなんと、黒漆塗り、銀箔つきなのだ。
日仏の刀すがここに会合したのであった。






200/01/26
 初めての柘植
(着色)
 オリーブ



パオ・アマレーロとサン・マルタン
(なんことかわからない。たぶん木の種類か?)

  21世紀の夜明けに、オピネル一族の末裔が、その自作の数々をもって我々に挑戦状をたたきつけたのであった! というわけでもなく、みておくれ・・と言ってきました。

でも、彼はただのお医者さんです。
オピネルの職人ではありません。
しかし、素人芸とは思えぬ出来映えであります。
柘植とオリーブの合わせ
作者:
ピエール・オピネル 
(フランス)
オリーブ



黒檀
ミモザと柘植







 (00/10/29)
作者: フィリップ ラギャルド (フランス)

 左:
フィリップはオピネル博物館で売っている彫刻用のオピネル8号を使って彫ることが多いようです。

左の馬はクルミ、右のトカゲは野桜のようです。
着色をせずに、自然の木の色を利用します。

クルミというのは固いかと思ってましたが、意外と加工しやすい木なんだそうですね。 
右:トカゲ 



 作品名:  ゾルグ
(愛嬌があります)
これもいいですね

フィリップのその他の作品(ご参考)
左から:
カップル、悪魔鱒、馬のスクリムショウ、ティエール



 (00/03/19)
作品名: 不道明王
作者: 松井隆 (日本)
 


 西暦2000年3月、オピネルの騎士の会結成記念大会は、この「不道明王」のお披露目で幕を開けました。今回は写真だけでなく、実物をいただいてしまいました。ブレードには、作者・松井氏の青春をかけたというカミキリ虫がエッチングされています。


(99/10/09)
作品名: おぴあし
作者: のぶゆき (日本)
のぶゆき氏はフランスマニアらしき人です。当然、オピネルにも思い入れがある・・・、ということなのかな?
作風といい、デキといい、私の唐傘お化けと近いものがあります。
おひねるの宿命のライバルが現れたか!?

http://www.ne.jp/asahi/citron/cervelle/
kx2n-ogw@asahi-net.or.jp



作者:
ロラン・ ジェルディル
(フランス)

(99/07/17)
またもロラン・ジェルディルが秀作をおくってくれました。
あいかわらず見事な出来映えです。
ふと気づいたのですが、写真もなかなかじゃありませんかね。
作品名:
小さな林檎



作品名:
ライナー・ロック


作品名:
Decapsuleur(栓抜き)

作品名:
Tanto(短刀)
作者:
ジョエル・ベッカー
(フランス)
ジョエルのサイトにはこのChateau Micmacからリンクをはってあります。
彼もまた、刃物は”鍛造命”。私と趣味は近いのですが、(どういうわけか)金床のコレクター。これにはついていけない。
珍しいか、もしくは純日本風の金床をお持ちの方は写真と解説(英語でも可)を彼におくってあげてください。
Coutellerie - Forge

作品名:
アンティネア
(オピネル N.10)
作者:
ロラン・ ジェルディル
(フランス)
ついに出た、ロランの第二作。この人の作品を見ると、同じページに自分のを載せるのが恥ずかしくなります。
クルミの木にトルコ石のはめ込みがあります。石だけでなく、想像力も埋まっているのだと彼のお兄さんは書いております。
けだし、その通りでしょう。ブレードにも多少の加工がしてあります。
仏像を彫る名人は、木を削って創るのではなく、木の中に埋まっている仏像を掘り出すだけだ、
などというはなしを聞いたことがあります。
彫るのではなく、掘るのか!? 私もそんな風にしてみたいです。



作品名:
フォーヴ・ド・ブルターニュ
(オピネル N.12)
作者:
ロラン・ ジェルディル
(フランス)
この作品は彼の兄弟であるフレデリックから送ってもらいました。二人のお父さんのためのプレゼントだったそうです。


作品名 唐傘お化け
作者 おひねる (日本)
やはりこれでは入賞できそうにありません。唯一のウリは、純和風の意匠でしょうか。しかし逆に、唐傘お化けをフランス人が知るはずもなく、"なんじゃ、こりゃ?"でおしまいになりそうな気もします。この次はもっとユニバーサルなデザインで勝負してみましょう。
下駄を履かせてちゃんと直立するようにしました。